三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原正直)のグループ会社である三菱レイヨン・テキスタイル株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:池上良一)は、 アクリル長繊維《シルパロン》の事業を撤収することとしましたので、お知らせします。
世界で唯一のアクリル長繊維《シルパロン》は、絹に似た光沢と発色性を特徴として、 セーター分野に特化した差別化戦略で事業展開をしてきました。
しかし、日本国内のセーター製品の輸入浸透率が95%を超え国内販売が減少する一方、 製品価格の下落に伴い安価な他素材への転換が進行し、主な輸出先であった韓国、 中国においても販売量減少が続いていました。
更に、昨秋以降の景気低迷により百貨店の売上が軒並み低下するなか、
《シルパロン》の使用用途であるセーター市場も大幅に縮小しました。
また、昨今の原料高騰、生産量縮小によるコスト上昇も収益を悪化させています。
このような状況と、将来の事業環境を検討した結果、 今後も収益改善が期待できないと判断し、事業撤収することとしました。
2010年3月末 生産終了
2010年6月末 販売終了
本件による損失見込み額は、連結ベースで2009年下期に360百万円となります。
三菱レイヨン株式会社 広報・IR室 TEL:03−5495−3100